作品紹介

2014年8月に設計着手、同年10月に工事着手し2015年1月に完成。
計画を進めて行く中でクライアントの思いでもあるファサード・坪庭・リクライニングスペースのキーワードを、機能性を持たせつつ具現化した事が印象的なプロジェクトとなりました。

ファサード・・・分譲地内の奥手に敷地が有ることから道路を進むにつれ白い外壁が姿を現し、フォーカルポイントには茶を使用。四角い箱が２つ重なって見えるディティールからは、探究心をくすぐる"遊び"を取入れた外観となっています。

坪庭・・・閉鎖的になりがちなバスルームからは落葉樹を配した景観を楽しみ、湯船に浸かりつつ四季を感じられる、解放的な空間になりました。またゲストルームからも四季が楽しめ、窓の高さや目隠しルーバーを設置した事によりプライバシーを確保しました。

リクライニングスペース・・・主寝室の一角で映画や読書などの趣味の時間をゆっくり楽しみたいとの要望があり、一般的には格子や間仕切りを用いて空間を仕切る事が多いが、あえてストリングカーテンを用いる事で、部屋を狭くすることなく、尚且つ模様替えなどの変化にも対応する事が出来き、ラグジュアリーな空間演出を実現しました。

次世代省エネ基準４等級をクリア、5.5kwのソーラーパネルを設置しエコロジーにも貢献出来る仕様となります。